ハワイ島のチャーターならガイド歴24年、キラウエアを知り尽くした和田タイチョーにおまかせ!ハワイ島探検隊の「和田探検隊日誌」

和田タイチョーの日々を綴る和田探検隊日誌

« 和田タイチョーのお友達のドルフィンスイムツアー | トップページ | ワイピオ渓谷ハイキングツアー Part1 »

2012年5月12日 (土)

キラウエアハイキング・プウフルフル&マウナウル探検隊

皆さんこんばんは。久々の更新です。

アイナヌイアドベンチャーズでは、キラウエアイキハイキングのツアーをやっていますが、キラウエアはまだまだ素晴らしいハイキングトレイルがいっぱいあります。

まだ公開はしていませんが、プウフルフルとマウナウルの大自然を満喫するハイキングツアーを始めています。ウェブページには公開予定ですが、もうしばらくお待ちください。料金はキラウエアイキハイキングと同じ4名様まで$720で、一名追加毎に$15プラスとなります。最大7名様までのグループでお申し込み可能です。興味のある方はお気軽に弊社ウェブページのサイドメニュー“お問い合わせ”からお問い合わせください。

今回は主にハイキングの部分について、過去に何度か行ったツアーの写真を交えご案内します。

チェーンオブクレーターズロードのマウナウル駐車場に車を停めハイキング開始です。この駐車場への道は、マウナウル噴火前のチェーンオブクレーターズロードで、駐車場から先の道路が1969~1974年に次々と溶岩に飲み込まれ消失しました。

今後も噴火の可能性の高いマウナウルからプウオオにかけてのイーストリフトゾーンは危険なため、現在のマウナウル駐車場への道との交差点から1969年溶岩流、キプカ・カハリイ、マウロア・オ・マウナウルを通る現在のチェーンオブクレーターズロードを作りました。

Img_0238
地図に噴火で埋まる前のアロイ火口、アラエ火口、旧チェーンオブクレーターズロードを書き入れてみました。現在のチェーンオブクレーターズロードは安全な場所を迂回していることがわかりますね。
※全ての画像はクリックすると大きくなります


最初に1973年のパウアヒクレーターからプウフルフル付近への割れ目噴火で流れてきたパホエホエ溶岩の上を歩き始めます。

Wad_1756
森を焼いて出来た溶岩樹があちらこちらに見られます。

Wad_4384
キプカを抜けると目的のプウフルフルとマウナウルが遠くに見えてきます。左の木の生えた丘がプウフルフルで、右がマウナウルです。どちらも噴火によって出来た丘ですが、できるメカニズムは違います。(27mm相当で撮影)

Wad_4390
反対側を振り返ると、遥か遠くにハレマウマウの噴煙とマウナロアが見えます。その手前には広大なオヒアの森が広がります。(27mm相当で撮影)

Dsc_0903
滑らかな溶岩の上を軽快に歩きます。同じパホエホエ溶岩でも、この辺りの溶岩は非常に歩きやすいのが特徴です。チューブ内の溶岩の圧力や、固まった表皮にかかる外力で大きく盛り上がったテュミュラスや大きなクラックなどもほとんど無く、小刻みのアップダウンもありません。この場所のパホエホエは短期間の噴火で火口から近いということが影響しているのかもしれません。

Dsc_0906_3
表面が固まり中身が流れ去った空洞が地下にたくさんあります。部分的に圧力や熱収縮などによって陥没しています。

Wad_4392
歩き始めて30~40分でプウフルフルとナパウクレータートレイルの分岐点に着きます。ここからちょっと登りになります。プウフルフルとはハワイ語で毛深い丘という意味で、この丘だけ森が燃え残ったため、このような名になったようです。溶岩むき出しの世界から一気に豊かな森の中に入り込む感じは、ドアを開けて別な部屋に入る感覚で、これが自然の中という事を考えると不思議な感じです。

Wad_1791
山頂には陥没したクレーターがあり、そこは一面豊かな森になっていて、クレーターの生々しさはみじんもありません。黒い溶岩大地の中にここだけ豊かな森が・・・まるで1960年制作の映画ザ・ロストワールドのようです。大きな穴の中だけ恐竜が生き残っていたというストーリーでした。降りて探検してみたくなります。(27mm相当で撮影)

Wad_1792
火口内を覗き込むとオヒアやハプウ、ウルヘなどのネイティブプラントが生い茂っています。オヒアの気根が色鮮やかで、緑の森に素敵なアクセントになっていました。(200mm相当で撮影)

Dsc_0924
北西を望めばハレマウマウから出る噴煙が見えます。(300mm相当で撮影)

Dsc_0915
東を望めば遠くに現在噴火中のプウオオ噴火口が望めます。国立公園内からはこの場所付近からしかプウオオを見ることは出来ません。画面右手前からアラエ溶岩シールド、カネヌイオハモシールド火口、プウオオ噴火口です。カネヌイオハモからもまだ噴気が出ています。プウオオは大量の火山ガスを出し続けています。(80mm相当で撮影)

Dsc_0916
アイナヌイのツアーは、広視野で明るく鮮明な像を結ぶ高性能双眼鏡をお貸ししますので、迫力の景色を楽しむことが出来ます。双眼鏡での見え方は、この写真よりも約30%拡大した感じになります。(300mm相当で撮影)

Dsc_0930
南を望むとマウナウルシールド火口がどっしりと座っています。この山頂部はディープな陥没クレーターになっています。

シールド火口は、多くのハワイのシンダーコーン(日本ではスコリア丘)という火山砕屑物が降り積もり山を造るものとはでき方が違い、大量の溶岩が湧き水のように溢れ出して出来た山です。大雨の時にマンホールからドバドバとあふれ出す水のように、火口から大量の溶岩が溢れ出してできたと表現したらわかっていただけますでしょうか。シンダーコーンは細かいシンダーで出来ていますが、マウナウルはパホエホエ溶岩が何層にも重なって出来ています。シンダーコーンの斜面は安息角に落ち着きますが、ハワイのシールドはより傾斜がゆるいので見た目にも違いがわかると思います。

Dsc_0928
山体内には無数のラバチューブも存在します。表面には大量の溶岩が流れ、表面が固まることが出来ずに水路の様な溶岩の流れた跡“溶岩チャンネル”が多く見られます。画面左側に川床のような溝がそれです。(225mm相当で撮影)

プウフルフルから下山し、今度はマウナウルに登ります。溶岩ハイキングにしては歩き易い方ですが、所々にチューブや軟弱な地面もあるので、溶岩の上を歩き慣れたガイドと行く事をお勧めします。知らないと危険な場所も多くあります。

Dsc_0937
マウナウルの山頂からフィーダーチャンネンルを流れた溶岩がこの場所に溜まり、溶岩の池を作りました。周りには堤防のようなリッジがあります。

溶岩湖の跡をわたり終えるとそこに溶岩を供給したフィーダーチャンネルが山頂まで延びています。

Dsc_0940
かつて大量の溶岩が流れた灼熱の川に思いを馳せて記念写真

Dsc_0958
このフィーダーチャンネル沿いを登っていきます。標高差120mの緩やかな斜面を登ります。

Dsc_0962
どこまでも広大な裾野が広がる、楯状火山キラウエア真の凄さを実感する光景。体積は富士山の13倍もある巨体を実感できます。

Dsc_0954
一度固まった溶岩が再融解した跡など当時の灼熱の噴火の跡を解説しながらハイキングは続きます。

Wad_4412
溶岩チャンネルを過ぎると急に酸化した脆い地盤に変わります。ここからは地面を踏み抜かないようにルートを選んで登ります。和田タイチョーの歩いたルートを一列で歩きます。

山頂到着~!とりあえず足がすくみます。一同思わずどよめきます。ここでは冗談で脅かしたり、押したりしたら和田タイチョーに一喝されますのでご注意を(笑)
Dsc_0968

では火口周辺の景色をお楽しみください。

Wad_4414_2
この写真と次の写真はクリックすると他の写真よりも大きくなっていますので、少しは臨場感があるかと思います。なかなか写真では本当の迫力は伝わりませんので、ぜひこのツアーに参加して頂きたいと思います。

Wad_4456
この写真の赤いサークルの中の小さな点は私の妻です。対象物があると大きさが実感できます。

動画でも撮りましたのでもし良ければこちらもご覧ください。
マウナウル火口 動画はこちら

Dsc_0992
マウナウルから南を望むと、マウナウル噴火の溶岩流と燃え残りのキプカが見えます。画面中央を南北に走る溶岩チャンネルも確認できます。遠くにはチェーンオブクレーターズロードのマウロア・オ・マウナウル付近が見え、その奥にホレイパリの崖手前までが見えています。その奥は太平洋です。

Dsc_0997_2
雄大な景色で記念撮影。

Dsc_1008
少し東寄りに目を向けてもまだまだ溶岩大地が続きます。こちらにも別な溶岩チャンネルが長く伸びています。

Dsc_1020
東にもまた溶岩チャンネルがあり、その先の右側にはアラエクレーターが埋め尽くされて出来たアラエ溶岩シールドが若干窪んで見えます。その奥にはイーストリフトゾーン最大のピットクレーター マカオプヒクレーターが見えます。その左にはカネヌイオハモシールド火口、その奥にはプウオオ噴火口が噴煙を上げています。

Dsc_1029
地熱でポッカポカです。岩盤浴も楽しめます。こちら寝る派。

Dsc_1026
こちら寄りかかり派。

これほどのミネラルいっぱいの広大な溶岩大地で岩盤浴は世界一贅沢かもしれませんね。私は長年職業病のバックペインと付き合ってきましたが、熱を持った溶岩の上に寝ると赤外線のせいでしょうか、金属のせいでしょうか、体の芯から温まりとても楽になります。効果の程は私は医師でも学者でもないのでわかりませんが、私にとっては効果を感じることができます。まぁ効果云々よりもとにかく気持ちがいいのでお勧めです。

Wad_4612
北西方向にはハレマウマウの噴煙とマウナロア

Wad_4585
北にはプウフルフルと広大なレインフォレストが。天気が良ければマウナケアも見えそうですね。

おにぎり弁当を食べたり、遊んだりして2時間30分~3時間のネイチャーハイキングになります。様々な地形や動植物など、自然をたっぷりご案内しながらの自然体感ハイキングですので、少々お時間がかかります。

ご興味のある方はWEBページの“お問い合わせ”からお問い合わせください。妻がWEBページを作っていますが、只今多忙でアップできるのが遅れそうなので、それまではご不便をお掛けしますがよろしくお願いいたします。

この他にも楽しいツアーをご用意しています。夏休みの親子で学べるコースもご紹介したいと思います。Aloha~!

|

« 和田タイチョーのお友達のドルフィンスイムツアー | トップページ | ワイピオ渓谷ハイキングツアー Part1 »

ハワイ島探検隊ツアー」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。