ハワイ島のチャーターならガイド歴24年、キラウエアを知り尽くした和田タイチョーにおまかせ!ハワイ島探検隊の「和田探検隊日誌」

和田タイチョーの日々を綴る和田探検隊日誌

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2012年2月13日 (月)

和田タイチョーの最近のスナップ

今日はここ3ヶ月位の間に撮ったハワイ島のスナップショットの一部を掲載します。今までの私のブログは、説明を書きその下に写真を貼ってきましたが、どうもしっくり来ないので今回から逆にしようと思います。写真の下に説明を書きます。

※写真は全てクリックすると大きくなります。

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Honaunauで頑張っているモンキーポッドツリーの根。下はすぐに固い溶岩のため、深く根を張ることが出来ないので、必死に横に根を這わせ、太くなり倒れないように踏ん張っています。大雨などで地盤が緩み強風が吹くと簡単に倒れてしまう可能性があります。

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ココヤシはポリネシア人が始めて渡来した時の最も古い外来種のひとつ。ココナツはジュースやココナツミルクなど、赤道を越える長い航海で命をつなぐ大切な水筒でもありました。葉は編みこみゴザやシートになり、実の繊維は船の修理にも使える丈夫なロープになったり、捨てるところが無いほど役に立つ植物でした。今ではハワイの風景に欠かせない小道具ともなっています。

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神様たち。神という絶対的な存在が希薄になってしまった日本。誰も見てないから平気で悪い事をする。本当に罰当たりな事件が毎日起きています。誰も見て無くても神様だけはお見通しという考えを持ってほしいものです。

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ドンキーボールズストアーのマスコット猫ちゃん。可愛いけど寝顔は不細工でした。半目で口開けて・・・人間だと異性にはかなり引かれるタイプ。この店はチョコレートカバーのマックナッツやコーヒーなどお土産にも人気です。

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1932年建築のアロハシアター。劇場王Tanimotoさんが4件作った映画館の一つで、今だ現役バリバリです。ホノカアのピープルズシアターと2軒が現役ですね。これからも残してほしいですね。(オーナーは替わっています)

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軒下に咲いていたブルージンジャー。この色大好きです。

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マウナラニリゾートのポンドとヤシの木。あのリゾートはやっぱり特別です。何かが違う。さすが世界三大パワースポット!癒されます。

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朝のサドルロードは空気もひんやりして澄み切っています。本当に気持ちいい!

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サドル名物ローラーコースターロード。今年からいよいよコナ側の工事が始まりました。このおもろい道とは別に、きれいなハイウェイを作り始めました。ハイウェイが完成したらヒロ~コナがぐっと近くなります。でも、なぜかこちらを通りたくなるのは私だけでしょうか?好きだなぁ~この道、この景色。背後には大好きなマウナロア山。

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野生のヤギの群れ。大型肉食獣のいないハワイ島は、ヤギが増えすぎ草を食べつくし土砂崩れの原因になったり、固有種の絶滅が心配されたりしています。数をコントロールしないといけませんが増え続けています。

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マウナロアの溶岩とマウナケア。サドルはこの二つの4000m級の山の裾野が折り重なる場所を走ります。絶景です!

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こちらがマウナロア。裾野の長さは120km、標高4170m。山腹3400m付近にアメリカ海洋大気圏局(海洋気象局ともいう)大気観測所があります。二酸化炭素をはじめ CH4(メタン)、O3(オゾン)、CFCs(クロロフルオロカーボン/一般的にはフロンガス)、SO2(二酸化硫黄)などの観測を行っています。

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チャイニーズバニアンの歩き出しそうな不思議な姿。

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バニアンツリーは多くの場合実を食べた鳥が他の木の枝に止まり糞をして、その中から発芽しし成長します。根を幹伝いに伸ばし次々と地面にたどり着き、地表に出ている部分を幹へと変化させ、元の木を多い尽くしていきます。自らを支えられるようになれば元の木は必要なくなり絞め殺してしまいます。大きく成長したバニアンツリーは幹の束の中は空洞になっている事が多いのは、元の木が朽ち果てて消え去った跡です。共生ではなく乗っ取り屋的な生き方で、薄暗いジャングル林床部を避けて日当たりの良い林冠部付近から成長するというシード権を手に入れたわけです。この木に取り付かれたらゆっくりと死を待つのみです。

続きはまた後日。 Aloha~!

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2012年2月 2日 (木)

Keauhou Store

皆さんお久しぶりです。(皆さんって言うほど読者はいないんですけどね)

1/10の記事の最後にちょこっと触れた、グリーンサンドビーチの“帰りに立ち寄った面白い所”についてご報告します。

コナコーヒーの産地の美味しいコーヒーが採れる標高400m付近を南北に走る180号線Mamaloha Hwyにあるとっても素敵なお店 “Keuhou Store”をご紹介します。
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残念な事に、長引く不況のせいか1/12にこの店が強盗の被害に遭いお金を奪われました。詰めの甘い犯人だったので、車から足がつき(白のジープラングラー、黄土色のハードトップ、フロントサイドにシール、フロントにウィンチ付き)1/20にめでたく御用となりました。1/5のカロコビジネスセンターの強盗もこの男で、2件の強盗、3件の暴力的脅迫、2件の盗み、一軒ずつの誘拐、暴行、器物破損、違法薬物等で起訴されるようです。保釈金は8万ドル。これらの罪が全て加算されると思います。

さて、話を戻してこの素敵なお店を写真と共にご紹介します。ここに行くきっかけは、お客様の丹野さんがキムラ・ラウハラ・ショップのおばあちゃんに、ぜひ行きなさいと勧められて行くことになりました。私は最近この店の前を通っていなかったので、新装開店したのは知らなかったので、こんなにきれいになったとはビックリでした。

日系一世のヨシスケ・ササキさんのは1900年に15歳でホノルルに移民としてやってきました。その後コナに移住しコナの大福寺の建築に携わり、1919年にケアウホウストアーをオープンしました。その頃の手作りのフロントラナイがオリジナルのまま今日に残っています。

1924年に息子のリキオさんが誕生し、後にこの店を継ぐ事になりました。モダンな自転車、レコードや電気製品、文房具、大工用品、宝石、写真関連、スポーツ用品など何でも揃うデパートのような超よろずやさんだったそうです。これが日本人の店のすごいところで、ハワイには多くこのような日系人の雑貨屋さんができて繁盛しました。決め細やかなサービスと、皆が求める商品をリサーチして仕入れるというスタイル。現代のコンビニの先駆け的なお店です。

その後リキオさんは結婚をしなかったため子供が無く、1995年にガソリンの給油ポンプを外し、店を開けるのは一日数時間となり、とうとう2009年にリキオさんはこの世を去りました。

唯一の身内はお兄さんでしたが、当時すでに88歳の高齢でホノルルに住んでしました。その家族も店を継ぐことはなく、とうとう売りに出したのです。

このFor Sale のサインを見たブラウンさんがこの店を残したいと考えきれいにレストアして開業にこぎつけました。ただ買い取って店にしたのではなく、当時のKeauhou Storeの貴重な品々を大切に展示しながら、当時の面影を残した素敵な素敵なお店に生まれ変わらせたのです。では、店の中を覗いてみましょう!

店に入るとレトロな自転車が目に飛び込んできます。商品と展示品がうまく調和し、タイムスリップしたような空間を演出しています。(写真は全てクリックすると大きくなります)
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もっと詳しく見てみましょう。

日系人のアイドル美空ひばりさんのレコード盤。
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レトロなゴルフのティーと懐中電灯のリプレイス用レンズ。今は使い捨ての時代。割れたレンズをなおそうなどという人は少なく、新しいフラッシュライトを買いますよね。やはり今の時代は物に対するありがたみが無いんですね。こういう物が売っていたという事を知れただけで収穫でした。
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めちゃ気になる灰皿。もしかして消してくれるの?
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セカイチョー運動靴!これ日本でもアンティークマニアの間で人気らしいです。日本のオークションでこの靴の宣伝用の看板を見たことがあります。
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調べたら

1919年 大阪ゴム底足袋株式会社設立。
1937年 世界長ゴム株式会社に社名変更
1964年 世界長株式会社に変更
2003年 会社更生法適用申請
2004年 オカモト化成品販売会社が吸収
2007年 オカモトのシューズ販売部門を世界長に統合
(参考資料ウィキペディア)

またまたレコード。なんと植木等!
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こちらは1935年発行の日本人移民50周年記念誌です。日本人の最初の農業移民は1868年(明治元年)ですが、多くの日本人がハワイに入ってきたのは官約移民がスタートした1885年(明治18年)からです。着物を着て移民船に乗り夢を抱いてやってきたのです。そして多くの場合騙され、ひどい労働条件の下必死に這い上がったのがハワイの日系一世たちです。そんな人たちが必死で始めたお店の一つがこのKeauhou Store です。
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この本の表紙をプリントしたTシャツを売っていました。思わず買いました。
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この人たちの歴史を風化させてはいけないと心から思います。いろいろな人に伝えていかないと!そんな日系移民の歴史に触れるツアーも頭の中で出来上がってきています。乞うご期待。

モダンなギフトも売ってますよ。お土産を買うこともできます。美味しそうなティーやコナコーヒー、マックナッツ、ジャム、ハニー、ピーベリーをチョコでカバーしたものなども売ってますよ。
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素敵なアンティーク看板もたくさん
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味噌樽でしょうか。ハワイの日系人が使ってたっぽいですね。
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コークも懐かしいボトルに入ってます(売り物ではありませんよ) ペプシ5セント!こういった店にあるアンティークは売り物ではありません。ブラウンさんも売るつもりはありません。これらはこの店にとってとても大切な物です。売って欲しいといってブラウン夫妻を困らせないようにしてくださいね。ここにあるから価値があるのですから。ここの品々は離れ離れに遠くに運ばれたらとっても悲しむと思います。ここにいたいと言っているようです。
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野菜やフルーツもレトロな箱に収まると絵になりますね。
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ストアー入り口もレトロだけどとても清潔感があります。
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最後に オフィスも保存してくれています。佐々木さん愛用のデスクやラジオ、タイプライターなど・・・パイオニア、本当に頑張った人の生きた証を前にジ~ンときました。本当にご苦労様でした。
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多くの日系人たちのストアーが日系2世のおじいちゃんやおばあちゃんによって細々と営まれています。最近ではHigashi Store が閉店してしまったようです。Komo Store も若い働き手はいないようです。彼らの頑張った証が一つ、また一つと消えていくのはとても寂しいです。でも、これも時代の流れ、仕方の無い事です。

そんな中でこの店はこんな素敵な形で残ってくれて(残してくれて)本当に幸運な店だと思います。我々ハワイ島に住む新しい日系一世は、明治から大変苦労した先輩達の生き様を風化させないように伝えていかなければいけないと思います。これからもツアーで日系人の歴史を日本の観光客に伝えていきたいと思います。

皆さんもぜひこういう歴史が詰まったストアーを訪れてください。20年後には多くのそういったストアーが無くなっているのではないでしょうか。残っても改築して今風の店になってしまうかもしれませんね。行くなら今です。後でと思っていたら突如無くなっているのです。このKeauhou Store はしばらく大丈夫そうです。 

店のWebページです。Keauhou Store Web Page

Aloha~!

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